強い海への探究心を持つ小学校4年生から中学校3年生までの子どもたち
「海のキッズサポーター」。
今回は初めて海と日本プロジェクトのイベントに参加してくれた
静岡県・三島市に住む、海が大好き!ゆうくんに話を伺いました。
家族で海に旅行に行くのが大好きというゆうくん。
特に磯だまりを見るのが好きです。
魚がいたり、イソギンチャクがいたり、海藻があったり、
カニやヤドカリがいたり、水族館のようで見ていて楽しいです。
でも不思議な色、形をした生き物や気持ち悪いのもいます。
そこで海の中はどうなっているんだろうと思って、海の生き物に興味をもち、
8月7日~8日に開催された、海と日本プロジェクト・
キッズサマースクール 駿河湾東へ西へ調査隊 西伊豆の湧昇流と昼獲れ真イカに参加してくれました。
西伊豆町ではイカの生態についてよく知ることができ、
イカ丼を作って食べた時はいつも食べるよりもおいしかったです。
初めて自分でイカをさばいたイカ丼は最高においしかったです。お父さんにも食べさせてあげたかったです。
イカ丼は、新鮮でコリコリしていました。イカスミを取り外す手順が難しかったです。
破裂したら大変だと思って慎重にやりました。エンペラをはがすのもむずかしかったです。
美味しかったので、家でもやってみようと思いました。
なかでもイカのポスターと船上沖干しイカのパッケージを作ったのはいい思い出でだそうです。
目を引くようにキャラクターを入れました。船上沖ホシイカはみんなに買ってもらいたいと思いました。楽しみです。
ダイバーさんからは海が温暖化の影響で、南の魚がこの辺に来ていることや、魚が少なくなっていることを聞き、
ごみをなくすことで、海を守りたくなりました。
僕たちで何ができるかわからないけど、できることからやって、おともだちにも教えたいと思いました。
と語ってくれました。
10月14日(土)に開催された日本さばける塾in静岡にも参加してくれたゆうくん。
そちらの印象は・・・
船は風が気持ちよかったけど、寒かったです。毎日あんなに早い時間に、寒さに耐えて漁師さんはすごいと思いました。
太陽がのぼって富士山が赤くなった様子は感動しました。
水揚げでクラゲとかいろんなものが取れていてびっくり。
クラゲは青くてかわいいけど、やっかいもので、たくさんいることにびっくりしました。
また、シュモクザメにも驚きました。身近にサメがいるということに驚きました。
サメ肌をはじめて体験しました。
選別している漁協のひとから可愛い魚をもらって、
標本にしようと持ち帰りましたが、ひものになっちゃいました。かわいい僕の宝物です。
アジをさばくのは難しかったけど、終わったあとは達成感がありました。
うろことりと、頭を落とすのがやりにくかったです。
先生が作ってくれた大きな魚(タイやカンパチ)の刺身などをのせた海鮮丼は、
今まで食べた中で一番おいしかったです。
さっきまで泳いでいたお魚をいただくのは格別です。
いただきますの意味も先生のお話でよくわかりました。
今回の体験をとおして、イカもアジもさらに大好きになりました。
そして、さばける塾のあとには、エフエムしみず・マリンパルの番組「日曜ネイチャーランド」にも出演しました。
その日の様子を思い出してパーソナリティのしなっちさんと話せたのはうれしく、
初めてのスタジオに緊張したけど楽しかったです。
僕はこの経験を広く知ってもらい、気づいてもらうことが大事だと思い、お父さんと動画を作成しました。
編集はお父さんと作ってYouTubeにアップしたら、多くの人に見てもらってうれしいです。
これからも海のこと、環境のこと、魚のことを考えていきたいです。
https://www.youtube.com/channel/UCDSf8ixF0TUXzdcy25UIdgQ
イベントに参加して成長を感じる点は・・・
魚のさばき方とかイカの生態とか知り、
海のことについてもっとよく考えようと思えるようなったことや、
家族やともだちに海のこと、魚のこと、自然のことを話せるようになったことです。
海と日本プロジェクトでは、普段体験できないこと、いろいろなお話がきけること、
おともだちが増えることなど楽しいことだらけでした。夏休みのいい思い出になりました。
他の海の生物の秘密を知りたいので、来年もまた参加したいです。