
強い海への探究心を持つ小学校4年生から中学校3年生までの子どもたち
「海のキッズサポーター」。
今回は初めて海と日本プロジェクトのイベントに参加してくれた
静岡県・焼津市に住む、海が大好き!れいらさんに密着しました!
身近なところに海があり、幼い頃から海を見ながら育ってきたれいらさん。
釣りも海での遊びも好きですが、大好きな海の環境問題についても関心があり、
キッズサマースクール2023 第2弾 西伊豆の湧昇流と昼獲れ真イカ に参加してくれました。
8月7日~8日に開催されたキッズサマースクールには静岡県内在住の小学5-6年生20人が西伊豆町に集まって、
駿河湾の成り立ちや湧昇流の発生メカニズム、西伊豆町・仁科で、昼に獲れる真イカ漁の秘密などを学びました。
れいらさんがキッズサマースクールで、印象に残ったことは、
特産の真イカを使って、自分でイカ丼を作って食べたり、
みんなで協力してポスターやコラボアイテムのパケージデザインを製作したりしたことだそうです。
みんなと一緒に学ぶ中で、その土地の特徴にあった漁をすることや、イカや魚もたくさんの種類があることを知り、
ただ楽しいだけでなく、海の環境についてもたくさんの問題がある事が分かったとのことです。
海について知らない事がたくさんあったので、これからもっと学びたいと思うようになったそうです。
一番印象的だったことは・・・
西伊豆のダイバーさんたちによると海水温の上昇などによって、
沖縄などの暖かい海に生息していた熱帯魚が、西伊豆で一年を通して見られるようになっていることです。
今まで冬を越せなかった魚が、海水の温度が上がり一年中生きていることが分かり、地球温暖化が進んでいる事を身近に感じました。
海の環境については、学校の探究学習で、マイクロプラスチックなどごみの問題について学びましたが、
このキッズサマースクールに参加して、これほど身近で進んでいる事が分かったので、
私は、海の魚の変化について調べる探究や、海岸のごみ拾いなど自分が出来ることから、少しずつでも環境問題について取り組みたいと言ってくれました。
保護者の方からは・・・
幼い頃から海が好きですが、このイベントに参加させていただいた後は、
さらにこの大好きな海の自然や環境についてもっと学び、海を守っていきたいと思ったので、
海にとって、自分が出来る事から、取り組みたいと思うようになりました。という言葉をいただきました。
これからの目標は・・・
沖縄の離島に行った時に、自然の豊かさを感じたので、静岡の海ももっと昔のよさを取り戻して欲しいと思い、
毎週魚釣りに行った時には、ゴミがあったら拾うようにしたいとのことです。
海と日本プロジェクトではこれからもれいらさんの活動を応援していきます!
海のキッズサポーター
ニックネーム れいら さん
静岡県焼津市