前回に引き続き、8月25日(木)東海大学海洋学部で行われたキッズセミナー「海の生き物の子ども達の観察会」の報告です!
第2部では、シラスと一緒に採れる生き物の子ども達について学びました。
まずは、シラスって何か知っていますか?体が白くて細長くて、皆さんが食べているもの(カタクチイワシのこども)を想像するかと思いますが、実は魚の子どもの総称なんです。
しらす干しの中に、形が違うものが混ざっていることはないでしょうか。それらは調べてみると、タイだったりマンボウだったりフグだったりカニだったりエビだったりイカだったり……いろいろな魚の子ども達なんです。
そこで、今回は、しらす干しの中から”チリメンモンスター(=イワシ以外の生き物)”を探して顕微鏡で観察してみました。
配られたしらす干しの中には、たくさんのチリメンモンスターがいて、子供たちも大喜び!大学の先生や大学生のお兄さんたちに「これは何の生き物?」と活発に質問していました。
最後にまとめとして、東海大学の秋山教授から「海の中に生きているプランクトンも食物連鎖の一部となっていて、私たち人間が魚を食べられるのもプランクトンをはじめとした海からの恵みがあるからこそ」という話がありました。