『スポGOMI甲子園2025 静岡県大会』を開催 【激闘を制したのは、駿河総合高等学校「恋スぺ」チーム】
当日は参加者全135人で、110.19kgのごみを収集!
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟は、
3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全45チームが、
制限時間の中で規定エリア内のごみを拾い、
その質と量でポイントで競う『スポGOMI甲子園2025 静岡県大会』を9月20日(土)に開催いたしました。
世界的に深刻化する海洋ごみの約8割は、
陸(まち)から流出しているとされています。
生活者ひとりひとりが意識を持ち、行動に移すことが解決への大きな一歩となります。
スポGOMI甲子園は、私たちの生活と海洋ごみ問題のつながりに気づくきっかけとなることを目指して開催しております。
スポGOMI甲子園全国大会は、未来を担う高校生たちが「高校生スポーツごみ拾い日本一!」を決める大会に位置付けられ、
各地区の予選を勝ち進んだチームが出場します。
優勝は駿河総合高校の「恋スぺ」!拾ったごみの総量は圧巻の7.57kg!
全45チームが参加した静岡県大会。学校として4連覇の目標を掲げる常葉大学附属橘高校のチームをはじめ、ボランティア全般を主な活動とする吉原高校JRC部や、昨年の経験を生かして出場を決めた駿河総合高校のチームを中心に大会が開催されました。
上位4チームは1,000ポイントを超える結果となり、燃えないごみを軸にポイントを積み上げていきました。結果、駿河総合高校の「恋スぺ(れんすぺ)」チームが、ごみ総量7.57kg/1,286.5ポイントを獲得し、準優勝チームに1.5ポイントという僅差をつけて優勝。ペットボトルをどのチームよりも拾ったことが優勝の決め手になりました。
4連覇をめざす常葉大学附属橘高校を破り駿河総合高校として初の優勝をかざりました。
11月末に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。
優勝チーム「恋スぺ」コメント
昨年に引き続きスポGOMI甲子園に参加させて頂きました。
まず今、ごみ拾いを終えて楽しかったです!
結果については、多くを拾えたとは思っていなかったので優勝できたことが
とても嬉しく、びっくりしています!
今大会を終えて、
まずリサイクルやごみ箱にものを捨てることが大切だと感じました。
また路上に落ちているごみについては、しっかり捨てる。
捨てきれないものは、自分で持ち帰る。気づいた人が捨てるなどして
少しでも減ればいいなと思います。
11月に東京で行われる全国大会は、静岡県代表として全力でがんばります!
静岡県大会で集められたごみの総量は110.19kg
今大会の会場となった常磐公園周辺は静岡駅も近い繁華街で、
2024年大会よりも会場を広げての実施となりました。
普段からボランティアの方の力で綺麗に保たれている場所ではありますが、
回収されたごみの総量のうち、燃えないごみが49.72kg、ビン・缶が26.49kgを占めており、
特に際立ったのが「使い捨て傘」、「飲み終わったお酒の缶」で、2024年大会で回収したごみの種類と変わらない結果となりました。
昨年も参加した生徒からは、「このエリアは同じごみが多く残念な気持ちになった。
少しでも減ればいいのになあ。」
「このエリアだけでなく色んな所にポイ捨てされていると思うので、見つけたら拾っていきたい」など、
スポGOMI甲子園を通してごみ問題について考える生徒が増えたイベントになりました。
イベント名 | スポGOMI甲子園2025静岡県大会 |
参加人数 | 135名 |
日程 | 2025年9月20日 |
場所 | 静岡市常磐公園 |