こんにちは。海と日本プロジェクトin静岡県 推進リーダーのかほです!
今日からは、『キッズサマースクール2023 第2弾 西伊豆・仁科 西伊豆の湧昇流と昼獲れ真イカ』のレポートです!
第2弾は西伊豆・仁科で、駿河湾や昼獲れ真イカについて学びます。
参加してくれたのは、静岡県内の小学5,6年生20名です。
第1弾同様、学習のサポートには東海大学海洋学部の学生の皆さん、
応援隊長にはスパイシーガーリックのお2人が参加してくれました!
1日目はまず、JR沼津駅から西伊豆町保健センターに向かいます。
向かう道中のバスでは、子どもたち同士が仲良くなってもらえるようにゲームをしました。
ゲームはとても盛り上がり、みんなすぐに仲良くなった様子でした!
西伊豆町保健センターに到着したら開会式をして、学習の始まりです。
学習のはじめはまず、静岡の海、駿河湾について学びます。
教えてくださったのは、静岡市水産・海洋技術研究所 伊豆分場長の吉川康夫さんです。
駿河湾には、山のように出っ張り浅瀬になっている石花海(せのうみ)という海域があります。
石花海があることで海底から上層部に向かって海水が湧き上がる、湧昇流という流れが起きます。
これは漁業にも大きな影響があるそう!
さらに深海魚などが打ち上がることもあるみたいです!
駿河湾の特徴を学んだ後は、海のキッズサポーター 中平颯星さんが湧昇流についての実験をしてくれました!
中平さんは、去年と一昨年のキッズサマースクールに参加してくれて、この湧昇流の実験ではコンクールの優秀賞を受賞しているスーパーキッズなんです!
実験では、石花海の形を再現した水槽を使っていきます。
まず水槽の水の底にインクを垂らします。
その後に、水の表面にドライヤーの風を当てていきます。
しばらくすると、垂らしたインクが下層部から上層部へ上がってくるのを観察できるんです!
風は表面に当てただけなのに、不思議ですよね!
温かい風によって下層部の冷たい水が、石花海の地形に沿って上層部の温かい水の方へ流れ込むというわけなんです!
子どもたちも実験に興味津々!
言葉での説明だけでは難しかった内容も、実験のおかげでよく理解することができました!
中平さん、面白い実験をありがとうございました!
次回はイカをさばくのに挑戦した様子をお届けしたいと思います!
お楽しみに!
イベント名 | キッズサマースクール2023 第2弾 西伊豆の湧昇流と昼獲れ真イカ |
参加人数 | 20 |
日程 | 2023年8/7-8/8 |
場所 | 西伊豆町 |
主催 | 静岡UP |