こんにちは。海と日本プロジェクトin静岡県 推進リーダーのかほです!
今日は、『キッズサマースクール2023 第1弾 静岡・用宗 黒潮と安倍川に育まれた用宗しらす』のレポート④です!
しらす漁を体験した後は、釜揚げしらすの製造工程を見学しに行きました!
今回は株式会社マルカイに伺い、代表取締役社長の海野雄介さんにお話を伺いました。
工場ではまずしらすを洗浄し、100℃の熱湯で加熱します。加熱は2分半ほど行うそうです。
その後冷却され、チリメンモンスターの選別をします。選別は2回に分けて行われます。
人の手で丁寧にチリメンモンスターが取り除かれる様子にみんな釘付けになっていました。
1日目に体験した学習を思い出しながら見てくれていたのではないでしょうか!
チリメンモンスターを取り除いたら、最後に梱包され、釜揚げしらすの出来上がりです!
いつも食べている釜揚げしらすはこうして出来ているんですね!
大きな機械でたくさんのしらすが運ばれる様子にみんな興味津々でした。
工場見学をした後は、お昼の時間!
お昼ご飯には、生しらすと釜揚げしらす、マグロの漬けを好きなだけ盛った、贅沢などんぶりをいただきました!
新鮮な生しらすと、ふっくら釜揚げしらす…
どちらもそれぞれの良さがあって、すごく美味しい!!
みんなお腹いっぱいしらすを食べて笑顔いっぱいでした!
お昼ご飯を食べて元気が出た後は、たたみしらす作りに挑戦しました!
たたみしらすとはたたみいわしとも呼ばれ、生のしらすをシート状に広げ、そのまま乾燥させた伝統的な加工品です。
有限会社カネナカ商店の野中洋平さんとスタッフの皆さんにご協力いただき、早速体験させてもらいました!
まず洗浄されたしらすを木枠に広げ、成形していきます。
しらすをたっぷり掴んで木枠にのせて、トントンと手で叩いて広げていきます。
しらすが満遍なく広がったら、専用のシートに移します。
木枠を持って、ハンコを押すようにポンっと裏返すことで綺麗にシートに拡げることができます。
最後に70℃の乾燥室で乾燥させたら完成です!
子どもたちは悪戦苦闘しながらも楽しそうに取り組んでいました!
しらすをきれいに広げるのが思ったよりも難しかったと教えてくれました。
完成したたたみしらすは翌日届けてもらえるそうです!
上手に出来ているか楽しみですね!
次回はパッケージデザインと2日目のまとめの様子をお届けします!
お楽しみに!
イベント名 | キッズサマースクール2023 第1弾 静岡・用宗 黒潮と安倍川に育まれた用宗しらす④ |