こんにちは。海と日本プロジェクトin静岡県 推進リーダーのかほです!
海について見て・聞いて・体験して学べるイベント、キッズサマースクールが今年も開催されました!
今日は、『キッズサマースクール2023 第1弾 静岡・用宗 黒潮と安倍川に育まれた用宗しらす』のレポート①です!
今回のイベントには静岡県内の小学5,6年生19名が参加してくれました!
学習のサポートには、東海大学海洋学部の学生が子どもたちのリーダーとしてお手伝いをしてくれました。
さらに応援隊長としてスパイシーガーリックの片山さんとジョンさんにも同行していただき、イベントを盛り上げていただきました!
第1弾の静岡・用宗では、用宗で有名な海産物、しらすを中心に、静岡の海について2泊3日で学んでいきました。
レポート①では、1日目の様子を報告していきたいと思います!
キッズサマースクール第1弾は、用宗漁港での開会式でスタートしました。
開会式ではアイスブレイクが行われ、自分の班のメンバーとの仲を深めていました!
1日目の学習は、用宗漁港で駿河湾について学ぶところから始まります。
教えてくださったのは静岡県水産・海洋技術研究所 資源海洋学科 主任研究員の鈴木聡志さんです。
駿河湾の水深は最も深い地点で約2500mあり、日本一深い湾なんです!
さらに大きな川がたくさん流れ込み栄養が豊富で、多様な生物が生息しているそうです!
自分たちが住む静岡の身近な海について、みんな真剣に話を聞いていました。
駿河湾について学んだ後は今回のテーマ、しらすについて、
引き続き鈴木さんと、清水漁業協同組合用宗支所 販売係長の村越浩二さんにお話を伺いました。
村越さんにはしらすがどんな魚なのかや、その生態について教えていただきました。
しらすはイワシの稚魚のことで、体が透明なことから「しらす」と呼ばれるそうです!
しらすが駿河湾でよく獲れるのは、黒潮の影響や大きな川が流れ込むことで栄養が豊富なこと、日本一深くプランクトンがたくさんいることなどが要因なんだそう!
その他にもしらすの獲り方や加工の仕方などを教えていただきました。
普段よく食べるしらすにも知らないことがいっぱいで、みんな興味津々でした!
鈴木さんからは、しらすを取り巻く環境の変化について教えていただきました。
近年、黒潮の大蛇行の影響でしらすの漁獲量が減っているそうです。
黒潮以外にも考えられる理由は様々で、しらすの不漁についてはまだわかっていないことも多いそうです。
座学では難しい内容も多かったですが、みんなメモを取りながらしっかりと学習していました!
この後は実際に体験を交えながら学習していきます!
今回のレポートはここまでです!
次回は1日目の体験学習の様子やまとめの様子をお届けしたいと思います!
お楽しみに!
イベント名 | キッズサマースクール2023 第1弾 静岡・用宗 黒潮と安倍川に育まれた用宗しらす① |