こんにちは。
海と日本プロジェクトin 静岡県推進リーダの夏葵です。
(夏葵)今回は皆さんにぜひ読んでほしい内容になっております。
前回のブログでもお伝えしましたが、
今まさに直面している「海問題」
それについてマグロ商人に解説してもらいます。
(商人) みんなに伝わるようにしっかりやっていくよ。
それでは始めよう
みんな知ってる?海問題
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早速ではあるが、このままの生活を続ければ
2050年の海は、魚よりもゴミが多くなる
世界中では、年間800万トンの海洋ごみが発生しており、
その海洋ゴミの8割がペットボトルやレジ袋など街で発生したごみである。
つまりわれわれ人間がこの海を汚している。
これにより様々な問題が起きている。
<海洋汚染>
原因は様々だが、8割は陸地からの影響。二酸化炭素や農業及び工業廃水、
未処理の下水や油、海洋ゴミなどが陸地から海に流れ込んでいる。
漁業や養殖業、製造業など多種多様な活動が海洋汚染に影響しているんだ。
<海洋温暖化>
地球では温暖化が進んでおり、海水の温度も上昇している。
温室効果ガスが増え,空気中の温度が上がり、海水も熱を吸収することになる。
それによって海水温が上昇し、海流の変化を起こして
海洋中の生態系に直接影響を及ぼしている。
<プラスチックゴミ>
陸地でのポイ捨てや不法投棄などされたプラスチックを原料とする製品は
川から海へと流れこんでしまっている。
レジ袋は海洋生物がえさと間違え誤飲し、体内で詰まってしまうことがある。
また釣り糸が絡まることも。どちらも海洋生物を傷つけ死に追いやっている。
<海洋資産の減少>
現在水産物の需要が世界で高まっており、いろいろな技術の発達によって
多くの魚類が消費されることで過剰な消費に陥っている。
これらの過剰な資源の利用が続くと安定的な供給どころか、
海洋資源が利用できなくなるといって状況までも。
【みんなに伝えたいこと】
さあ、今の生活を続ければ間違いなく海が危険に陥ることは分かったかな。
きれいな海、おいしいお魚、海と関係があるもの。
これら全てを奪ってしまうのは、自分たち、人間によってだ。
そこで何ができるかだ。
①海や海岸のゴミ回収や海洋ゴミとなる可能性があるものをポイ捨てしない
②日ごろからモノを大事に使う。
③ゴミを分別しよう。
④毎日の暮らしの中でできるだけゴミを出さない。
他にもできることはあるけれども、まずは簡単にできることから。
一人一人が行うことで海は救われる。
そしてこれを見てくれたあなたにもう一つのお願い。
周りの人にこの事実を伝えてほしい
そしてそういった行動1つ1つが数十年後の海を救う。
参考:海の豊かさを守ろう