こんにちは。
海と日本プロジェクトin静岡県実行委員会の石垣です。
南伊豆町の小学校では、きれいな海を守るために
「給食食器の拭き取り活動」の取り組みが行われています。
そのきっかけとなったのが、
海の環境保全に取り組む南伊豆湊のエコサーファー堀直也さんが行った総合学習。
堀さんは食器に残る油や食器用洗剤が下水処理でも完全に分解されずに排出され、
川や海の生き物に悪影響を及ぼしている現状を説明。
「下水に流す油や洗剤を減らすためにも食べ終わった食器を
キッチンペーパーで拭いてから片付けよう!」と学生たちに提案しました。
堀さんの言葉を聞いた学生たちはその日から
食後は希釈した天然由来の洗剤を食器に吹き付け、
キッチンペーパーで拭き取ってから片付けるように!
堀さんによると、人が食べ残す油の量はおよそ2g
21人が行った活動は延べ243日、油の総量にして10kg超になります。
塵も積もればということわざもあるように
小さな一人ひとりの努力が大切な未来の海を守ることに繋がっていくんですね!
こういった素敵な取り組みが静岡県全体、
そして全国、世界中に広まっていくといいなと思いご紹介させていただきました!
いまできることを一緒に考えてみませんか?