こんにちは。
しずおか海洋ごみゼロ対策プロジェクト実行委員会の矢守です。
この夏、「きれいな海でおもてなし大作戦」と題し、海洋ごみに特化した事業を行ってきました。
■前回の記事はこちら
2019年度実施報告①/2019年度実施報告②
続いては7月熱海市で「ミズウオの解剖イベント」を開催しました。
「ミズウオ」とは、大きな口でなんでも丸のみしてしまう深海魚。
とっても貴重なお魚なんですが、食べてもおいしくないんだとか…
初めてみる不思議な姿に興味深々です!
講師は東海大学海洋科学博物館の伊藤さん
全国的にも数少ない専門家です。
先生のお話を聞いた後は
みんなでミズウオのお腹を切り開いていきます…
伊藤さんからは「ごみが出ることを期待したらだめだよ!」と言われましたが
ぱんぱんに膨らんだお腹から何が出てくるのか、参加者みんなで見守りました!
出てきたものがこちら!
お魚が1匹そのまま入っていてびっくり!
本当に何でも丸のみしてしまうんですね…
そんな中にはビニール袋や新聞紙などのごみもありました。
ミズウオだけではなく多くの海の生き物が人間のごみが原因で命を落としています。
何気なく捨ててしまったもの、落としてしまったものにも
影響力があるのだということを改めて学ぶ機会となりました。
つづきます。