キッズサマースクール2023 第2弾 西伊豆の湧昇流と昼獲れ真イカ③ | 海と日本PROJECT in 静岡県

こんにちは。海と日本プロジェクトin静岡県 推進リーダーのかほです！

今日は、『キッズサマースクール2023 第2弾 西伊豆・仁科 西伊豆の湧昇流と昼獲れ真イカ』のレポート③です！

イカ丼を食べてお腹いっぱいになった後は、仁科港に移動して、イカ漁について学びます。

お話をしてくださったのは、伊豆漁業協同組合西伊豆統括支所の山本伸人さんとイカ釣り漁師の鈴木恵輝さんです。

山本さんからは、仁科で獲れる海産物や近年の漁業の様子について教えていただきました。

今までは石花海付近で行っていたイカ漁ですが、漁獲量が減少し、現在は石廊崎まで出漁しているそうです。

真イカやその他の海産物の不漁が問題となっているようです。

鈴木さんからは、仁科のイカ漁について教えていただきました。

一般的にイカ漁は夜に行われるのですが、仁科では昼に漁を行うことが可能だそうです。

その理由として挙げられるのが、湧昇流なんです。

本来なら昼は海の深いところにいるはずの、イカのエサとなる生き物が、湧昇流によって昼間でも浅いところまで上がってきます。

そのエサを食べに上がってきたイカを狙って一本釣りするというわけです！

昼に獲れるところ、一本釣りをするところが仁科のイカ漁の特徴だそうです！

さらに、仁科のイカは桜えびなどの栄養のあるエサを食べていることから、美味しく成長すると言われているんです！

そして、獲れたイカは船の上でさばいて干してくるそう。

船の上でさばくことで、港に帰ってくる際に潮風でちょうどいい具合に干すことができるんだとか！

なんと1人で1時間に100匹のイカをさばいて干すことができるそうですよ！すごい！

最後にイカ釣り漁船に乗って船の中を見学させていただきました！

普段見ることが出来ない漁船の内部を見ることができて、みんな興味津々でした！

次回は、パッケージデザインの様子をお届けします！

お楽しみに！