お知らせ
2025.06.10

海で遊ぶ前に正しい知識を身につけよう【遊泳 後編】

 こんにちは!
 今日は遊泳についての安全情報(後編)です。
 身に危険が迫ったと感じたとき、万が一溺れてしまったときなどの対処方法などをお届けします。

 

「助けてサイン」で周囲に知らせよう!

 泳いでいて不安を感じたときは、「助けてサイン」で周囲に知らせましょう。
 自力で陸地に向かうことが出来る場合は、自身の体力を考慮しつつ、落ち着いて近くの陸地に向かいましょう。
 自力で陸地に向かうことが困難な場合は、楽な姿勢で浮いて救助を待ちましょう。

 

 「助けてサイン」とは

  • 助けてサインとは、自身が困っている状態にあることを周囲の人(海水浴場にあってはライフセーバーや監視員等)に知らせるサインです。困っている人や溺れている人を発見し、助けを求める際にも使います。
  • 浮いていられる、足がつく状態であれば、片手を左右に大きく振る。ライフジャケットを身に着けている場合には、付属している笛を吹くことも有効です。
  • ライフジャケットなどの浮力体を身に着けていない場合で、浮いていることが精一杯の場合には、手を大きく振ると沈んでしまう可能性があります。浮力を確保するためにも、ライフジャケットを着用しましょう
  • 溺れている状態で助けてサインを行うことは、十分な浮力が確保できなくなるため危険です。

 

「セルフレスキュー」を身につけよう!

 ポイントは、ライフジャケットの着用と、楽な姿勢で浮いて救助を待つことです。

 ●溺水を防止するためライフジャケットを予め着用しておきましょう。
  ➤ライフジャケットはサイズのあったものをベルトでしっかり締め、
    脱げないように事前に正しい着用方法を確認しておきましょう。
  ➤子どもは、股ひもの付いたものを着用しましょう。

 ●様々な浮き方があるので、自身に適した浮き方を事前に確認しておきましょう。

 ●浮くことにより呼吸ができ、落ち着いて周囲の状況が確認しやすくなり次の行動に繋がります

 様々な浮き方があるので、自身に適した浮き方を事前に確認し、楽な姿勢で浮いて救助を待ちましょう。

 

溺れた人を見つけた時は

  • 海水浴場内で溺れた人を見たときは、見失わないように注意しつつ、海水浴場の監視員、
    ライフセーバーやまわりの人などに助けを求めましょう。
  • 海水浴場以外の場合は、緊急通報用電話番号の118番(海上保安庁)、110番(警察)、119番(消防)に
    救助を求めましょう。この場合、
     ①どのような事故か
     ②事故の場所
     ③事故者の人数
     ④通報者の名前と連絡先
    が重要です。溺れた人を見失わないように注意しつつ、落ち着いて連絡をしましょう。  
  • 溺れた人を助けるために、水に入るのは危険です。まずは自分の安全を確保し、
    ライフジャケットや浮き輪などの道具を使うなどして助けましょう。
  • ひとりで助けようとするのではなく、まわりの人にも助けを求めましょう。

 

 海での遊泳には少なからずリスクが存在し、毎年、事故が発生しています。
 事前の準備と知識で海水浴を楽しみましょう!

 ※詳しくはコチラ

 

 (出典:海上保安庁「ウォーターセーフティガイド」)

 

 

 

 

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