新年明けましておめでとうございます。今年も海と日本プロジェクト㏌静岡をよろしくお願いいたします。
さて、今年は「辰年」です。「辰・竜・龍」などの字が使われますが、龍は空想上の生き物で実在しません。
そこで、「辰年」にはよく“タツノオトシゴ”が干支にちなんだキャラクターとして使われます。
なぜタツノオトシゴなのでしょうか?
結論から言うと「タツ」の言葉が名前に使われている、
見た目が龍に似ている、などが理由のようです。※諸説あり
タツノオトシゴを干支の辰に当てはめるのは日本特有のことのようで、
実際にタツノオトシゴは英語では「シーホース」、中国語では「海馬」(かいば・かいま)と呼ばれており、
よく海外では馬に連想されます。
十二支の中で唯一空想上の生き物である「辰年」にどの動物を起用するか色々考えた結果、
言葉遊びが得意な日本人だからこそ考え付いた“タツノオトシゴ”だったのではないでしょうか。
ここで、タツノオトシゴの豆知識!
タツノオトシゴはオスに「育児嚢」といわれるポケットがあり、
この中にメスが卵を産み、稚魚になるまでオスが育てます。
そして、この育児嚢から稚魚が飛び出すため「オスが出産する」といわれるようです。