皆さんこんにちは!
新年明けましておめでとうございます。
2025年がスタートしました。
さて、お正月に食べる「おせち」ですが、この中には魚料理が非常に多く含まれています。
量や地域によって様々あるかもしれませんが、今回はこの「おせち」で使われる魚料理についてどのような意味でおせちに入っているのかをご紹介します。
【田作り】
田作りは小魚の佃煮です。
名前の由来は昔、小魚を肥料にして田畑を豊かにしたことから来ており、
五穀豊穣を願う縁起物として入れられています。
【ブリの照り焼き】
こちらは有名な出世魚ですね。
立身出世を願う縁起物として入れられています。
【鯛の姿焼き】
こちらも有名な「めでたい」に通じる魚ですね。
鯛は古くから祝いの席で食べられており、姿焼きは見た目も豪華ですね。
【焼き鮭】
鮭は「栄える」に通じるとして縁起の良い魚です。
鮭は様々な料理法があり、柚子焼きなどは有名です。
【海老】
こちらは腰が曲がっている見た目から「長寿」を表しているとされ、
腰が曲がるまで長生きできるようにという願いが込められています。
【伊達巻】
伊達巻?と思われた方もいらっしゃると思いますが、伊達巻は卵と魚のすり身を使った巻物です。
形状が書物に似ていることから、知識を巻き込むという意味で、学問成就や教養の願いが込められています。
【数の子、いくら】
こちらのふたつは、多くの卵がある見た目から子孫繁栄の願いが込められています。
【昆布巻き】
こちらは「よろこぶ」(よろこんぶ)…との語呂合わせで、縁起が良いとされています!
【ハマグリ】
ハマグリは貝の一対がピッタリと合うことから、夫婦和合の象徴とされています。
ハマグリを用いた料理は家庭円満や良縁を願う意味が込められています。
色々な願いが込められて、「おせち」は作られているのですね。
因みに、魚料理は二の重に詰められるのが一般的と言われています。
魚料理に限らず、おせちに入っている料理にはいろいろな意味が込められています。
感心するものもあれば、こじつけと思えるものまで様々です。
一度調べてみるのも面白いかもしれませんよ?