夏のレジャーシーズンを前に
海難事故の現状や課題についてのシンポジウムが開催されました。
このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で
行われたもので、海野常務理事から
毎年同じような水難事故が、なぜ繰り返されるのか?
しっかり検証していくためのプロジェクト
「海のそなえプロジェクト」を始動したことを発表しました。
1万人以上を対象とした水難事故に関する調査では
発生場所として海での事故が51%、
溺れた経験のある人は幼少期から12歳までが多いことや
ライフジャケットの着用経験がない人は約半数以上などの
調査結果が報告されました。
今まで同じような水難事故の
分析と検証はきちんとされているのか?
情報は共有されているのか等の観点から
これまでの水難事故の常識を疑い
何が一体、課題なのか議論が交わされました。