こんにちは。海と日本プロジェクトin静岡県 推進リーダーのななみです!
■前回の記事はコチラ
キッズサマースクール2022~第2弾 沼津戸田・深海魚探求隊~ vol.1
キッズサマースクール2022~第2弾 沼津戸田・深海魚探求隊~ vol.2
キッズサマースクール2022~第2弾 沼津戸田・深海魚探求隊~ vol.3
深海魚についての知識を深めたあとは、実際に深海魚にさわる体験をしました!
講師を務めてくださったのは、しずおかの海PR大使の青山沙織さんです!
みなさん深海魚にさわった経験はありますか?
見たことはあっても、触ったことがあるという方は、少ないのではないでしょうか。
滅多に触ることのできない深海魚ですが、
実は新鮮な深海魚を自宅まで配達してくれるサービスがあるんです!
それが、講師である青山さんが行っている戸田漁港直送「深海魚直送便」です。
インターネットで、戸田で獲れた新鮮な深海魚を購入することができるんです!
この体験では、その深海魚直送便で届いた
さまざまな種類の深海魚に触れて、深海魚についてさらに学びを深めました!
深海魚が準備されたお部屋に入った途端に、子どもたちもさっそくテンションが上がっていました!
展示や映像で学習してきた深海魚が実際に目の前に!
班のみんなで協力しながら、目の前にいるたくさんの深海魚を種類ごとに分類していました。
「思っていたよりザラザラしてる!」
「ちょっとくさい!」 など
みんな、展示や映像だけでは気づけなかった新しい発見をたくさんしていました。
海のアイドルとして知られているメンダコは特に大人気!
子どもたちも興味津々でメンダコに触ったり、匂いを嗅いだりしていました。
体験の後には、実際に触れたからこそ湧いてきた疑問もたくさん!
青山さんへの質問タイムには、たくさんの質問があがり、充実した時間となりました。
深海魚にさわって学びを深めたあとは、タカアシガニの甲羅を使ったお面づくりに挑戦しました!
講師を務めてくださったのは、
駿河湾深海生物館でもお世話になった、駿河湾深海生物館学芸員の筒井さんです。
このレポートでも何度も名前があがっているタカアシガニ!
実はこのタカアシガニの漁は100年以上前から行われているんです!
昔、このタカアシガニの甲羅を見た人が、
甲羅の形や模様が顔に見えたことがきっかけで、
甲羅に鬼の顔を描いて、魔除けとして玄関に飾ったことがはじまりだと言われています。
今回は、子どもたち一人ひとりが絵の具を使ってオリジナルの魔除けのお面作りにチャレンジしました。
最初はどんなお面にしようか悩んでいた子どもたちも、
お手本を参考にしながら個性溢れるお面を作っていました!
普段、画用紙に絵を描く時とは大違い!
ゴツゴツしたタカアシガニの甲羅に苦戦しながらも、
班のみんなでアドバイスや感想を伝え合いながら、楽しく取り組んでいました!
自分の好きなアニメのキャラクターを描いたり、色鮮やかな鬼を描いたり…
みんな、タカアシガニの甲羅の固さや感触を実感しながら、素敵な作品に仕上げていました☺
さて、今回は深海魚にさわった体験と、
タカアシガニの魔除けお面作りの様子をお届けしました。
子どもたちも、普段できない素敵な体験を全力で楽しんでいました!
次回は、夕食と1日目のまとめの時間についてお届けしていきます!