こんにちは。海と日本プロジェクトin静岡県 推進リーダーのかほです!
今日は、『キッズサマースクール2022 第1弾 清水由比・桜えび探究隊』のリポート、第3弾です。
■前回の記事はコチラ
キッズサマースクール2022~第1弾 清水由比・桜えび探究隊!~ vol.1
キッズサマースクール2022~第1弾 清水由比・桜えび探究隊!~ vol.2
キッズサマースクール2022~第1弾 清水由比・桜えび探究隊!~ vol.3
午後も引き続き「桜えび」についてのお勉強です。
まずは桜えびを取り巻く問題について学びました!
桜えびの漁では、生体の数を減らさないようにいくつかの工夫がされていました。
まずは漁の期間について。春漁と秋漁の年2回のシーズンに分けられています。
春漁は3月下旬から6月上旬まで、秋漁は10月下旬から12月下旬までで、
それ以外のシーズンは漁が禁止されています!
この手法でで桜えびが駿河湾からいなくなってしまうことを防いでいます。
さらに、総プール制というものが採用されています。
これは、駿河湾で捕れた桜えびは全て均等に漁師さんに分けられるというもの。
どの漁師さんがどれだけ捕っても、配分される桜えびの量は変わらないということです。
漁師間の競争をなくすことで、桜えびの捕りすぎを防ぐことに役立っています。
この他にも産卵えびを保護したり、産卵調査をしたりするなど、
桜えびの数を増やすために試行錯誤されていると学びました!
少し難しい内容でしたが、子どもたちもメモをとりながら真剣にお話に聞き入っていました。
駿河湾の宝物である桜えびを守るために様々な工夫がされているんですね!
そのおかげでおいしい桜えびが食べられていると思うと、そのありがたみを実感しますね!
次回は夕食と1日目のまとめについてお届けします!