海と日本プロジェクトin静岡県、事務局の佐藤です。
シーバードデイが開催された7月29日、御前崎港に海王丸という船が入港していたので、立ち寄ってみました!
海王丸は練習船と呼ばれ、海運界の将来の担い手を育成するため、船舶職員に必要な応用実践力と高度な知識技能の修得、さらに指導性や行動習慣の体得を目指した実習訓練のために使われています。
(海王丸について詳しくはこちら。練習船について詳しくはこちら)
今回は、職員・部員49名、実習生113名、海洋研修生8名の合計170名が乗船。7月4日に東京港を出港して、神戸・宮古の2つの港を経て、7月28日に御前崎市に入港したそうです。
ちょうどこの日は、13時からセイルドリルが披露されました。
12時頃にはあまり多くなかった人がだんだん増えていき、セイルドリルが始まるころには、多くの観客で埋め尽くされました。
ところで、セイルドリルって知っていますか?船が停泊した状態で帆を広げてたたむ作業のことを言います。
この写真、わかりますか?丸を付けたところ、人ですよ。
帆を張るために、マストの上(海面上から最大でおよそ50メートルの高さ)までのぼるんですよ。しかも裸足で!
機械とかを使って帆をはるのかと思いきや、すべて人力。そんな姿に圧巻されながら、およそ1時間。きれいに帆が張られました。その姿はこちら。
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3.観客からも大きな歓声があがっていましたよ。
最後には実習生たちが帽子を振って挨拶してくれました!
静岡には港がたくさんあり、このような船に出会えるチャンスはたくさんあると思います。皆さんも港に足を運んでみてはいかがですか?